新米司書奮戦記【第14回】1998.12.22

■勤続2年半は「新米」か

 一年間更新を怠っていましたが、今回をもって最終回といたします。
   さて、14回にわたって、就職後の私の身のまわりのことを書きつづってきました。もう2年半も働いていて「新米」を標榜するにはちょっと気が引けますね。
 どんな仕事でもそうですが、年数がたつに従って、慣れや熟練で、仕事はよりスムーズにこなせるようになっていくでしょう。私もこの職場で3年目、お客さんとも親しくなれたし、仕事にも慣れ、最初と比べればずいぶん勝手がわかるようになってきました。
 反面、図書館での仕事はほんとうに流動的です。お客さんのニーズ、技術革新、情報量、日々変化する部分には敏感でなくてはならないと思います。それと、せっかく磨いた腕をさび付かせないような努力も必要でしょう。
 私の職場は、中央館、地域館、自動車文庫、その他、情報処理や収集整理など、いろいろな部門があります。4年サイクルを基本にぐるぐる回っていくのです。近いうちに人事異動に引っかかってくるでしょうが、新しい職場ではまた1から勉強することもでてきます。
 図書館員は、万年青年ならぬ「万年新米」でいければいいなと思います。


 さて、最後に、私がいま関わっている仕事をご紹介して終わりとしましょう。
 館内の分掌で、今年私は「郷土資料担当」ということになっています。郷土資料や行政刊行物の整理、地元の「歴史研究会」と共同で展示会や講演会の企画立案、運営などの仕事です。進行中の仕事は、蔵書点検に向けた郷土資料コーナーのリニューアルの作業、1月23日に予定している郷土史講演会の運営、今年の夏に行われた「戦争体験を語る会」の記録集の編集、などです。
 あと、館内の案内表示の更新のプランニングに当たっています。大阪06地域の市外局番が4桁になることもあって、いくつかの表示を更新することになり、この際館内のディスプレイをすっきりさせようという懸案に取りかかりました。マークやサイン、建築デザインの本を読んだり、パソコンに向かったりで、この作業は大いに気に入っています。
 地域図書館は小所帯ですから、館長の意向、職員の構成により、なんでもやりたいことができるという可能性を含んでいます。私は上司と同僚に恵まれ、ほんとうにのびのびと仕事をさせてもらっていると、心から感謝しています。